「保守か進歩か」はもう古い? 韓国で広がる「政治価値観テスト」

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    • 1名無し2025/04/20(Sun) 18:45:14ID:EzMzA5NjA(1/1)NG報告

      尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弾劾を巡る賛否で社会の分断が加速した韓国で、主要紙が行き過ぎた二極化の解消を目指して「政治価値観テスト」を開発し、今月に入り参加者数が延べ10万人を突破した。日韓の若者の間で近年流行する「性格診断テスト」を模した形で多様なタイプを示し、「保守・革新」で分類しないのが特徴。専門家は「分断解消に向けた重要な取り組みだ」と指摘する。
      若者に流行の性格診断がベース

      日韓の若者の間でここ数年、爆発的に流行する性格診断テストは、数十問の質問への回答を通じて「外向的か内向的か」「論理型か感情型か」などを分類し、性格を16タイプに分ける。1960年代に米国で開発された「MBTI診断」にとは別物だが、類似した点もあるとして韓国ではMBTIと呼ばれることが多い。かつての血液型性格診断に代わり「私はENFP(運動家タイプ)」「僕はISFJ(擁護者タイプ)」などといった会話のやり取りが広がっている。

      韓国紙の中央日報が開発した政治価値観テストもこれと同様に計16タイプに分類する仕組み。問題解決にあたり「効率」と「理想」のどちらを重視するか、制度運用に「厳格さ」と「柔軟さ」のどちらを求めるかなどを問う。

      政治学者や心理学者の監修の下、作成された質問は計36問。「気に入らない政治家にはショートメールを直接送り抗議するのも市民の権利と考えるか」といった、韓国ならではの質問もある。これまでの受験結果では「①効率主義で②制度運用の厳格さを求め③情熱的な政治参加を好み④共同体から自立した生活を重視する」タイプの「ELPS(圧倒的な統率者)」が最も多かったという。このタイプはサッチャー元英首相に重なるという。

      筆者が受験した結果、「EFQS(論理的な現実主義者)」と診断された。「①効率主義で②制度運用の柔軟さを求め③穏健的な政治参加を好み④共同体から自立した生活を重視する」タイプだそうだ。韓国の保守系与党支持層では16タイプ中で5番目に少なく、革新系野党支持層では2番目に少ないマイノリティーだ。筆者が保革どちらの党とも相性が良くないことを確認する結果になった。

      https://www.sankei.com/article/20250412-TYEYNN52YBNBPISQOB6XL3SBQ4/

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