「核水道水怪談」で11年間稼働できず…釜山の浄水施設、工業用水生産施設へ

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    • 1名無し2025/04/10(Thu) 14:45:20ID:c3MTIyMTA(1/1)NG報告

      「釜山機張海洋浄水センター」と呼ばれるこの施設は本来、海水を淡水にして住民に水道水を供給するために建てられた施設だ。
      2014年8月に工事が終わったものの11年間稼働していない。
      この施設は結局、下水処理水を活用した工業用水生産施設に変わる。

      釜山市によると、「海水淡水化施設」として建てられたこの施設は2030年までに「工業用水生産施設」に変わる。施設は4万7000平方メートルの敷地に国・市と民間投資金1954億ウォンを投入して建設された。一日に4万5000トンの海水を淡水化して近隣住民18万人の水を供給する国内初の施設になると期待された。

      釜山市が施設の位置をここに決めたのは、水質環境基準項目の一つ、化学的酸素要求量(CDD)基準で1等級判定を受けた清浄海域だったからだ。ファミョン浄水場から30キロ以上離れていて長距離の輸送となる機張・松亭(ソンジョン)水道水の水質・供給効率性の改善効果も期待された。

      ところが工事が進行中だった2011年3月、福島で津波による原発事故が発生した。日本と比較的近い釜山ではこの事故で流出した放射性物質により海の汚染が深刻化するという懸念が強まった。その後、施設は完工したが、水道水試験供給計画(2014年11月)を控えて一部の住民と環境団体が「古里(コリ)原発から近い(11.3キロ)施設の水道水にはトリチウムやセシウムなど放射性物質が含まれるおそれがある」と主張した。

      釜山市は数十件の安全性検査の結果などを根拠に事業推進に問題はないと判断した。しかし「福島パニック」と結びついた「放射性水道水論」が広がり、結局、試験供給計画が中止になった。

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