日本による植民地時代の時から今まで90年間、韓国近現代史の屈曲を盛り込んできたソウル明洞(ミョンドン)の旧第一(チェイル)銀行本店が、最高級デパートに生まれ変わった。
新世界百貨店が旧第一銀行本店建物復元作業を10年間進めてきた末に歴史·ショッピング·文化を結合した新概念空間を完成したと9日明らかにした。 新世界百貨店はここをオープンとともに「ザ·ヘリテージ」と命名した。 新世界は本館·新館に「ザ·ヘリテージ」まで3つの建物を集め、一種の「明洞タウン」でシナジー効果を極大化する方針だ。
ザ·ヘリテージとしてオープンした旧第一銀行本店は地下1階~地上5階建てだ。 ここは日本植民地時代の1935年、朝鮮貯蓄銀行(第一銀行の前身)本店としてオープンした。 国産花崗石を使って仕上げたネオバロック様式の建物で、6·25戦争の時にも大きな被害を受けずに竣工当時の姿を保存した。 1987年、第一銀行本店が鍾路区公平洞に移転した後、一線支店として使われ、2015年に新世界に売却された。
国内建物の中で初めて国際現象設計を経て、鉄骨·鉄筋構造を持つ初めての銀行という点で建築史的価値が大きく1989年ソウル市有形文化祭第71号に指定された。
賃借で店舗を運営していた第一銀行が完全に撤収した2017年初め以後、新世界は1935年竣工当時と90%以上同じ水準で建物を復元した。 30回以上、国家遺産委員会委員の諮問を受けた。
「ザ·ヘリテージ」には新世界ならではの現代的解釈も加味した。 南側のカーテンウォールは、米ニューヨークの「ザ·モーガン·ライブラリー」からインスピレーションを受けて白い鉄板で製作し、屋上には庭園を造成した。 屋上庭園がある5階には「ハウス·オブ·新世界ヘリテージ」が建てられた。 韓国式文化や生活を体験できるワンデークラスや講演を行い、デザートカフェを運営する。
https://www.mk.co.kr/jp/business/11287213
旧第一銀行本店が、最高級デパートに生まれ変わった。歴史·ショッピング·文化を結合した新概念空間を完成
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