1-3月期のサプライズ業績にも笑えないLGエナジーソリューション…

8

    • 1名無し2025/04/08(Tue) 19:10:38ID:M5MzM4NDA(1/1)NG報告

      需要停滞の中で米国の関税が襲う

      [聯合ニュース]LGエナジーソリューションが北米向け出荷量の増加とドル高に押され1-3月期にサプライズ業績を出した。ただ電気自動車の一時的需要停滞の中で関税戦争まで加わり、今後の業績見通しは明るくない。韓国のバッテリー業界は競合会社である中国企業と比べて競争優位にある部分を攻略するという戦略だ。

      今回の好業績は、米国のインフレ抑制法上の先端製造生産税額控除(AMPC)の規模が増えた影響だ。1-3月期のAMPCは4577億ウォンで直前四半期の3773億ウォンより21%増えた。AMPCを除くと830億ウォンの赤字を出したことになる。

      LGエナジーソリューションのアーニングサプライズにも当分はバッテリー業況の反騰を期待するのは難しそうな見通しだ。AMPCの金額が増えたのは北米向け出荷量増加のためだが、これは米国内で関税施行前に電気自動車をあらかじめ購入しておこうとする需要が一時的に集まった影響と分析される。ドル高のおかげで、米国で得た利益をウォン換算し営業利益が増えた側面もある。

      だが電気自動車市場そのものは見通しが暗い。トランプ大統領の自動車25%関税施行で需要不振が深まる恐れがある。DB投資証券のアン・ヒス研究員は、LGエナジーソリューションについて「ゼネラルモーターズ(GM)の主要人気電気自動車モデルの大部分がメキシコで生産中のため打撃が避けられない。カナダのステランティス、米国のホンダ合弁法人の稼動延期の可能性も開いておかなければならない」と予想した。インフレ抑制法に基づく補助金の縮小など米国政府の政策不確実性も相変わらずだ。電気自動車の需要停滞が続き、サムスンSDIとSKオンは1-3月期に営業損失を記録するものと予想される。

      韓国のバッテリー3社は関税戦争による否定的な影響を懸念しながらも、中国との競争の側面では機会にできるとみている。特に需要停滞の突破口に選ばれるエネルギー貯蔵装置(ESS)は反射利益への期待感がむしろ大きくなった。ESS用バッテリーは相互関税が適用され、中国は韓国の25%より多い34%が賦課される。トランプ政権は中国に20%の関税を施行しており、中国からの輸入品対象関税だけで54%に達する。

レス投稿

画像をタップで並べ替え / 『×』で選択解除