韓国に長期滞在する外国人移民が増加する中で、経済的・情緒的な満足度が内国人に比べて著しく低いことが明らかになった。
韓国行政研究院の報告書によると、2024年末時点で韓国内の長期滞在外国人は204万2017人に達し、全外国人居住者の77%を占めた。
調査では、移民のうち「幸せだった」と回答した割合は55.7%で、韓国人(82.6%)より26.9ポイント低く、「心配ごとが多かった」は39.5%で、韓国人(23.9%)よりも高かった。滞在資格別では、韓国国籍取得者と永住権者が比較的高い幸福度を示した一方、結婚移民者は不安感が最も高かった。
また、38.4%が経済状況を「安定していない」とし、特に結婚移民者は現在・将来の経済見通しについて否定的な回答が目立った。経済的困難時の頼り先は「家族や親族」が67.7%と最多だったが、情緒的支援では「親しい友人」が46.6%で最も多く、政府や公共機関を挙げた割合はいずれも2%未満だった。
孤独感や疎外感も深刻で、「うつ状態の時に話せる人がいない」と答えた割合は移民が10.5%と、韓国人(8.3%)より高かった。「孤独感」「自殺衝動」「疎外感」などの指標もすべて韓国人を上回った。
近隣住民との信頼関係や意思疎通への評価も低く、社会的孤立が進んでいる。研究院のキム副研究委員は、定住移民の情緒的脆弱性を指摘し、心理的支援の必要性を強調した。また、結婚移民者の否定的意識は差別体験による剥奪感に起因している可能性があるとし、滞在資格に応じた支援の重要性を訴えた。
/AFPBB News
韓国在住の移民「幸せ」55.7%…韓国人より27ポイント低く
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