尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が高位公職者犯罪捜査処に逮捕されたことが韓国社会にさらに深刻な不確実性を引き起こすという米国シンクタンクの分析が出てきた。
聯合ニュースによると、米戦略国際問題研究所(CSIS)のビクター・チャ氏らは15日、CSIS傘下の北朝鮮専門サイト「ビヨンド・パラレル」に掲載された分析文で、「尹大統領の逮捕は戒厳令宣布から43日ぶりに発生した前例のない事件で、韓国社会を未知の領域に追いやった」と診断した。
続けて「戒厳令宣布から逮捕に至る過程は韓国民主主義の回復力と脆弱性を同時に表わし、韓国の分裂をさらに深めさせた」と説明した。
チャ氏らは「長引く政治的危機はもっと大きな危険を招く。政治的混乱と経済的悪影響を最小化するために安定化に集中する時」と提言した。
チャ氏らは特に韓国政府が経済に対し楽観している点を指摘した。
チャ氏らは「韓国政府は2004年の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領弾劾と2016年の朴槿恵(パク・クネ)大統領弾劾当時の経済関連成果を提示して現在のガバナンス危機から韓国経済が回復力を維持できると自信を示している。こうした評価は投資家に信頼を与えるためのものだが2つの理由でむしろ逆効果を呼ぶ」と指摘した。
https://japanese.joins.com/JArticle/328718?servcode=300§code=300
米シンクタンク「尹大統領逮捕で韓国は未知の領域へ…経済楽観は逆効果招く」
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