11月14日、慶尚北道・永川(ヨンチョン)市では、ゴミ埋め立て場近くの渓谷で身体の一部が分離した状態の白骨遺体が発見された。それ以前の11月5日には、釜山(プサン)・東区の公園で伐採作業中の作業員が白骨化した遺体を発見し、警察に通報した。
また2023年4月22日には、南漢山城を登山していた大学病院の医師たちが城壁のすぐ前にある登山道で白骨遺体を発見。発掘の結果、5歳前後の子供の遺体が浅く埋められていることが判明した。衣服や靴などの遺留品が発見されなかったため、裸のまま埋葬されたと推定された。
警察は管轄地域の行方不明児童のデータを分析し、南漢山城から11km離れた場所で行方不明になったウちゃんを候補に挙げ、彼女の歯科記録を照合してDNA検査も行ったが、同一人物ではないことが確認され、捜査は迷宮入りした。
2020年5月と6月には、仁川(インチョン)の京仁アラベッキル水路で損傷した女性の遺体の一部が相次いで発見された。その1カ月後の7月には、仁川市・桂陽(ケヤン)区の桂陽山中腹で白骨化が進んだ遺体の一部が発見された。
国立科学捜査研究院(国科捜)のDNA鑑定の結果、これらは同一人物であることが判明した。警察は大々的な捜査を行い、被害者の顔を復元してビラまで作成したが、捜査は4年が経過しても進展していない。
白骨遺体の場合、通常の葬儀手続きを経た埋葬でない限り、犯罪被害者である可能性が高い。変死体が発見されると、最も急がれるのは被害者の身元確認だ。身元が判明すれば犯人を捕まえる確率が上がるからだ。
しかし、完全な白骨化や白骨化が進行した遺体の場合、性別や死亡時期、死因、損傷の有無などを特定するのは容易ではない。指紋採取やDNA検出が難しい場合、被害者の歯科治療履歴や着衣、所持品から手掛かりを探すが、それは砂漠で針を探すようなものだ。
これまで未解決のまま残っている「陜川(ハプチョン)旅行カバン殺人事件」「富平(プピョン)コンクリート遺体遺棄事件」「富川(プチョン)余月洞(ヨウォルドン)殺人事件」も面識犯の犯行と推定されている。ただ解決には至っていない。
https://news.livedoor.com/article/detail/27625682/
白骨化した遺体が相次いで発見されている韓国…
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