14日、東京で開かれた「エヌビディアAIサミット・ジャパン」もそのような説得の舞台だった。この日、エヌビディアのファンCEOとソフトバンクグループの孫正義会長は日本で世界初の「AIグリッド」を共同で構築していくと発表した。いつ、どこででもAIに接近できるAIアクセスネットワークを日本全域に敷くという計画だ。エヌビディアが次世代GPUを日本に真っ先に供給するという約束であり、ソフトバンクがそれを大量購入することに契約したという意味だ。
なぜ日本なのだろうか。AIだけは取り逃がしてはならないという日本の切迫さがフアン氏の野心と合致した。アジアで唯一自力での産業化に成功し、100年前には帝国になろうともしたが、最近30年間、日本は世界の革新競争から徹底的に疎外されてきた。そのような日本がここ2~3年間、スピードを上げてきている。台湾TSMCと合作して半導体製造基地を復活させていて、オープンAI(Open AI)のアジア支社も東京に誘致した。今回のフアン氏の訪日にあわせて石破茂首相は2030年までに10兆円以上をAIと半導体産業に投資するという計画も打ち出した。エヌビディアが日本産業の復活に寄与するなら、これよりも良い事業レファレンスが他にあるだろうか。
何よりも日本ではAIの波に乗ることができるなら何でもするという企業家がいる。孫会長だ。それはやはり日本だからこその切迫さだ。2017年100兆ウォン(11兆円)の投資ファンド(ビジョンファンド)を立ち上げ、「AI革命」を数えきれないほど語りながらも「いざオープンAIには投資すらできなかった」という皮肉を言われ続けた孫会長がフアンCEOに何度も「リセット」を叫ぶことができたのはAIに対する執着に近い熱望があるからだ。
海外ではこのような動きが息が上がるほどのスピードで起きているが、韓国は実に静かだ。
https://japanese.joins.com/JArticle/326394?servcode=100§code=120
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【コラム】AIに切迫した日本とあまりにも静かな韓国
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