速いスピードの経済成長を示した韓国が、主要7ヵ国(G7)入りに肯定的な要素が多いという研究結果が出た。 ただし、世界経済の低成長局面と韓国の人工知能(AI)社会に対する不十分な備え、低出生·高齢化などが障害物として作用し、これを早く克服しなければならないという指摘も提起された。
ヒュンダイ経済研究院は28日、「G7強国への跳躍のための条件」と題した報告書で、「韓国は早い経済成長で先進国の中の先進国といえるG7強国への跳躍の可能性が高いと判断される」と明らかにした。 G7に進入するためには一定水準以上の経済規模と経済発展水準を充足しなければならないが、研究院によると韓国のGDPは1兆7000億ドルでG7国家の中で英国・フランス・イタリア・カナダ水準に近接したと分析された。 韓国の1人当たりGDPも同期間3万3192ドルで、日本とイタリアがある3万ドル台に属した。 最近2010〜2023年の間、GDPと1人あたりGDP増加率がG7国家の中ではるかに速い速度を見せる点も鼓舞的だ。
研究院は、韓国がG7に進入できる肯定的な要因として、危機に強い経済体質、主力セクターである製造業の成長性、未来のための研究開発(R&D)投資拡大、Kカルチャーのグローバルソフトパワー拡散、高い人的資本水準などを挙げた。 韓国の金融危機前後のGDP復元率は107.7%で世界平均(103.1%)を大きく上回り、コロナ危機前後のGDP復元率も103.6%で世界平均(103.1%)より高かった。 製造業の設備投資や研究開発への積極的な投資も、未来にも高い競争力を維持できる要因として取り上げた。 韓国経済内の製造業付加価値比重は2021年35.6%で、G7国家平均23.7%に比べて大きく高い。 国内総R&D投資規模は2000年13兆8000億ウォンから2022年112兆6000億ウォンに達した。
https://n.news.naver.com/article/009/0005341727
ヒュンダイ研「韓国G7跳躍の可能性」
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