ウェブトゥーンというのは、現代版の「紙芝居」なんだよ
日本では紙芝居、欧米では絵本
紙芝居や絵本のような文化が歴史的に存在しなかった国では、漫画の進化版・現代版とも捉えられた
スマホの小さい画面に最適化させた新しい形態の漫画だと認識できる
ウェブトゥーン(Webtoon)という言葉も、”web”と”cartoon”を組み合わせた造語だ
だが、紙芝居や絵本のような文化があった国では、ウェブトゥーンは「新しい」と認識されることはない
日本や欧州がそれにあたる
アメリカでは欧州の伝統文化が壊れているから、新しいとは思われることはなくても受け入れられるかもしれない
日本にもウェブトゥーンのような漫画形態は、普通の漫画とは分岐して存在している
いわゆる「四コマ漫画」だ
ウェブ用でもなく、カラーでもないが、縦スクロールで、紙芝居や絵本のようにコマが展開する
欧米にも伝わり、「外人四コマ」などが流行ったこともあった
日本や欧州において、ウェブトゥーンは冗長すぎる。
俳句や短歌のように洗練された「四コマ漫画」と比べ、ただ派手に色づけしただけで長くて無駄が多い
「スマホというツールに特化しただけの漫画形態」という価値しかないのだ
そして、そこから進化せずに停滞している
読者とともに洗練されていき、進化していく醍醐味がないと、こういう文化は楽しくないよ
【国際】「ウェブトゥーン?これが漫画か?」 ウェブトゥーンを嘲笑するフランス
74
ツイートLINEお気に入り
57
2