教科書にはない加害の歴史、「旅行ガイドブック」に書いた日本の大学生たち

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    • 1名無し2024/05/16(Thu) 12:01:30ID:A1NjEyMzI(1/1)NG報告

       「南山公園の一角にある安重根(アン・ジュングン)義士祈念館。朝鮮の独立運動家・安重根の生涯を紹介する博物館です。安重根といえば、初代内閣総理大臣の伊藤博文を射殺した人物として、歴史の授業で習った人もいるでしょう。しかし、日本の教育のなかでは、なぜかれが伊藤博文を射殺したのか、その背景について深く学ぶことはあまりありません」

       3月に日本で出版された本『大学生が推す 深掘りソウルガイド』の一節だ。日本でこのような内容が書かれた韓国旅行ガイドブックは極めて異例だ。日本では安重根義士のことを、明治時代の尊敬される人物・伊藤博文首相を射殺した「テロリスト」として学ぶ。このガイドブックには、ソウルの人気スポットである「Nソウルタワー」の様々な見どころや食べ物なども紹介されるが、日本人には不都合に思われかもしれない内容、例えば安重根とは誰なのか、彼が主張した「東洋平和論」とは何なのかまで、分かりやすくまとめられている。

       この変わったガイドブックは、日本の大学生6人がソウルのあちこちを直に巡りながら書いたもの。先月30日、東京都国立市にある一橋大学で、社会学部の加藤圭木教授(40)と、この本を作った根岸花子さん(22)、藤田千咲子さん(22)に会った。

       「ドラマ、K-POPなど韓国が好きで旅行に行く日本の人々に、何か役に立ちながら歴史問題にも触れる機会になるのではないかと思い、ガイドブックを作りました」。社会学部4年生の根岸さんは「2022年秋に韓国に初めて旅行に行った時、いわゆる日本人観光客がよく行く観光地の近くに歴史的に非常に重要な場所があるということを知った」とし、これを分かち合いたかったと話した。同じく4年生の藤田さんも「この本は必ず行ってみるべき観光地、美味しい店も紹介しながら、歴史を学んだり一緒に考えられる内容が十分に含まれているというのが特徴」だとし、「こんな本は日本で初めてではないかと思う」と紹介した。

       一橋大学社会学部の学生たちが「韓日の歴史にしっかり向き合おう」といって書いた本は、今回で3冊目だ。

      https://japan.hani.co.kr/arti/international/50020.html

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