先生のピアノ伴奏に合わせて一人の子供が明るい表情でクリスマスの歌を歌います。ところが別途空襲警報が鳴り、母は娘の手を握って緊急に地下施設に避難しますが結局、建物の上に爆弾が落ちます。
血が興奮したまま武装怪獣に惹かれてくるお母さんは猛烈な娘を探しますが、飼い主の失った子供の赤い手袋だけがぶら下がって道端に落ちています。
ソウルが火の海になるこの映像は、駐韓イスラエル大使館がクリスマス直後の昨日(26日)公式SNSアカウントに投稿した動画です。
「みなさんにこんなことが起きたと想像してみてください」というタイトルのこの動画は、去る10月イスラエルを奇襲攻撃したパレスチナ武装精波ハマスのテロ・拉致実状を知らせるために制作されたようです。
特にイスラエルが過去80日間の間、「血の報復」と呼ばれる報復空襲を敢行し、大規模な民間人の死傷者が出てくると、国際的反イスラエル世論が高まる状況に積極的に対応するための世論戦を広げたものと見られます。
しかし、暴力的で刺激的な描写を動員し、北朝鮮と国境を合わせた休戦国である韓国の「安保恐怖」まで活用して世論戦を繰り広げたという点で線を越えたという批判も出てきます。
イスラエルはクリスマスの連休にもガザ地区に集中攻撃を浴びせたが、ガザ地区保健部などによると、この攻撃で少なくとも320人が死亡し、500人余りが怪我をしました。
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/12/29/2023122980023.htmlYouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=nygJmO9yrQg&t=7s
「あなたに起こった出来事だと想像してみてください」 駐韓イスラエル大使館が制作した「仮想」動画
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