韓国国防長官候補に指名された申源湜(シン・ウォンシク)氏が27日、独島(ドクト、日本名・竹島)問題をめぐる軍事的対応について「紛争水域化すればむしろ日本に巻き込まれるという考え」と述べた。
申氏はこの日、国会国防委員会で開かれた人事聴聞会で最大野党・共に民主党の宋玉珠(ソン・オクジュ)議員の質問にこのように答えた。
「一部では、日本軍が今後独島に駐留するのではという懸念がある」という質問に対し、申氏は「日本が独島領有権を主張するのは話にならず、強く抗議しなければいけない」としながらも「独島に日本が上陸するというのは杞憂」と一線を画した。
韓日両国が2018年末以降、真実攻防と自尊心対決を繰り返してきた「哨戒機問題」については、国防部の従来の立場を再確認した。
申氏は「我々の艦艇に対して日本哨戒機が威嚇飛行をしたというのは事実」とし「日本は自国の航空機に対して我々がレーダー照射をしたと主張するが、事実ではなく、日本は認めていない」と話した。
ただ、「双方の立場が対立して結論を出すことができず、まずは韓日が北の核・ミサイルに対応した安保協力が必要であり、ひとまずそのようにした(繕った)と聞いている」と述べた。
https://japanese.joins.com/JArticle/309602?sectcode=A10&servcode=A00
韓国国防長官候補「独島を紛争水域化すれば日本に巻き込まれる」
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