毎年ノーベル賞に先立ち発表されるイグ・ノーベル賞の今年の受賞者にスマート便器を開発した韓国人科学者パク・スンミン博士(アメリカ・スタンフォード大学泌尿器医学科)を含む10人の科学者が選ばれた。
イグ・ノーベル賞はアメリカ・ハーバード大学の科学雑誌「Annals of Improbable Research」(風変わりな研究年報、AIR)が大衆の関心を科学に対するひきつけるために1991年に作った賞で、今年で33回目を迎えた。常識を超えたユニークさで愉快な発想に基づきながらも意味のある研究や業績を対象に、毎年10月に発表されるノーベル賞受賞者に先駆けて賞を授与する。
公衆衛生賞を受賞したパク博士のスマート便器は、体から出る排泄物を即座に見て健康状態を分析し、伝染病感染の有無を判別する一種の医療診断機器だ。2020年に学術誌ネイチャー・バイオテクノロジーに発表したこの便器は、内蔵されたカメラ・センサー・診断検査紙などで大小便の色や量などの状態を分析し、健康状態と疾病を診断する。
憧れのノーベル賞受賞へ小さな前進、韓国人科学者がイグ・ノーベル賞を受賞!朝鮮半島が歓喜
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