欧州クラブの韓国行きキャンセルが続出　セルティックも…日本ツアーは予定通り開催

韓国ツアーをキャンセルしたセルティック（ロイター）

　欧州クラブによる今夏の韓国ツアーは消滅の見通しだ。FW古橋亨梧らが所属するスコットランド・プレミアリーグのセルティックは4日に、今夏に予定していた韓国行きを中止すると発表した。

　公式ホームページでセルティックは「フープス（セルティック）は当初、今月末にイングランド・プレミアリーグのウルブズ（ウルバーハンプトン）と対戦する予定だったが、ツアープロモーターによって数々の財政的、物流的なオペレーションが満たされず、数週間の遅れの後、クラブは契約を解除し、ツアーから撤退するという難しい決断を下した」と説明した。

　その上で「クラブと選手たちは、韓国を訪れ、ファンの皆さんにチームをご覧いただく機会を設けることに興奮していたが、残念ながら、私たちの力ではどうすることもできない要因のため、試合を辞退する以外の選択肢は残されていなかった」とした。ただ来日はキャンセルされず、J1横浜M戦（19日）、J1G大阪戦（22日）は予定通り開催する。

　すでにウルバーハンプトンは先月29日に韓国ツアーの中止を発表。同じく同国で試合を行う予定だったイタリア1部ローマも撤退となっていた。また、イタリア1部ナポリ、スペイン1部マジョルカは、韓国行き検討したが、計画段階でとん挫した
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