【ソウル聯合ニュース】韓国の左派少数野党「進歩党」の姜聖熙(カン・ソンヒ)国会議員らが3日、東京電力福島第1原発の処理済み汚染水海洋放出計画の撤回を求めるため日本へ出発した。5日まで滞在し、首相官邸や国際原子力機関(IAEA)東京地域事務所などの前に1人ずつ立ってデモを行い、抗議の書簡も渡す計画だ。
姜氏ら進歩党関係者に漁業関係者2人も同行する。一行は出発前、仁川国際空港で記者会見を開き「国際原子力機関(IAEA)の最終報告書が(日本の岸田文雄首相に)手渡されれば、7月に汚染水放出が現実のものとなる」とし、「韓国国民の安全と海の運命が岸田首相の選択によって決まるという事実に憤りを感じる」と批判した。
日本政府に対し「放射性汚染水の投棄は両国の過去の歴史問題だけでなく未来までも不幸にする先例となる」としながら海洋放出決定を直ちに撤回するよう求めた。海洋放出に反対する韓国国民の声を伝えることが韓国国会議員と進歩党の務めだと述べた。
韓国政府に関しても「日本政府の会見かと錯覚させる釈明を毎日している」と指摘し、政府と与党にしっかりとした対応を求めた。
https://share.smartnews.com/5BsPw
韓国野党議員らが汚染水放出阻止へ訪日 「国民の声届ける」
67
ツイートLINEお気に入り
61
0