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「トルコ大震災」の死者が3万人を超える中、全国各地で救援物資の寄付が相次いでいます。
ところが汚れた衣類や、冬の現地の状況に合わない夏の靴まで送っていて眉をひそめています。
[記者]
同社は仁川国際空港に近いため、航空運送が有利です。
そこで、ここで全国各地から送られた救援物資を集めているのですが、宅配箱をいっぱい積んだトレーラーが早朝から入ってきています。
しかし、片方にはこの様に包装されずに積まれている物もあります。袋の中をのぞいてみると、汚れた服や片側だけの夏の靴などがいっぱいです。救援物資として送ったのですが、事実上捨てたものと変わりありません。
韓国に滞在するトルコ人ボランティアたちも毎日ここを訪れ、物品の分類作業を手伝っています。故国で韓国に対するイメージが悪くなるのではないかと思い、テュルキエに送ることができない品物を一つ一つ選び出しています。
現在までここに届けられた国内救援物資だけで40トン近くになりますが、使えない品物だと業者の関係者は話しています。
だからといって、業者が直接廃棄物として処理してしまうわけにもいかず困っています。
大災害に乗じてゴミを処分しようとする非良心が兄弟の国の隣人の涙を拭こうとする温情の手を色あせさせています。
https://theqoo.net/index.php?mid=square&document_srl=2720009301
韓国 震災に苦しむトルコへ義援物資、調べてみれば不用品や廃棄物の山「ゴミを送り付けないで!」
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