韓国軍ベトナム民間人虐殺、数多くの被害者「たち」に謝罪するには

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    • 1名無し2023/02/11(Sat) 12:29:18ID:UwMjQ5ODM(1/3)NG報告

      法廷に立ったのはグエン・ティ・タンさんだけだが、法廷に来ていない数多くの被害者に対しても韓国政府がしょく罪する方法はあるのだろうか。

       フォンニィ・フォンニャット事件は韓国軍によるベトナム民間人虐殺事件の中でも証拠資料が特に多い事件だ。生存者のグエン・ティ・タンさんと事件を目撃した叔父のグエン・ドゥク・チョイさんが、韓国を訪問して銃撃前後の状況を具体的に説明しており、当時作戦を遂行した参戦軍人のリュ・ジンソン氏も虐殺を法廷で証言している。虐殺についての住民たちの証言と写真が掲載されたベトナムのクアンナム省ディエンバン県文化通信庁の資料集や、在ベトナム米軍司令部の監察報告書もある。「他の諸事件も被害者の証言が全くないわけではないが、フォンニィ・フォンニャット事件ほどではない。今回の勝訴は、20年あまりにわたる市民社会の努力が積み重なった結果です」(ク・スジョン理事)

       戦争犯罪の被害者が個別に訴訟を起こしても、勝訴できるかは未知数だ。現在進行中の日本軍「慰安婦」の損害賠償訴訟と強制動員被害者の損害賠償訴訟が代表的な例だ。裁判所の判断は割れている。「慰安婦」訴訟では、被害事実は同じなのに、一審で原告が勝訴したのは一つの事件のみで、その他の事件は却下された。強制動員訴訟は最高裁が「被害者には賠償請求権がある」と判断したにもかかわらず、下級審が消滅時効を適用し、賠償責任はないとの判決を下して物議を醸した。

       聖公会大学のカン・ソンヒョン教授は「また訴訟となれば、ある被害者は状況によっては立証に失敗する可能性があり、ある被害者はそもそも訴訟を起こせない可能性もある。同じ死なのに、あるものは良民虐殺と認められ、あるものはそうならないという格差が生じる」と語った。また「この判決は『韓国とベトナムの政府はこの問題に向き合うべきだ』という意味だと理解し、今後は体系的な真相調査へと踏み出さなければならない」と付け加えた。

      http://japan.hani.co.kr/arti/h21/45888.html

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