若い韓国人はほとんど漢字が読めない
書物や新聞は漢字とハングルを使って文章が作られていた。戦後に独立を果たした時にも、国名には「大韓民國」と、日本や中国と同じ漢字表記を採用している。
ところが、最近の韓国で発行される新聞や書籍に、漢字を目にすることはない。50代よりも若い世代になると、漢字をほとんど漢字が読むことができず、日本の小学生低学年のほうがよっぽどましなのだとか。
「なぜ韓国人は漢字を忘れてしまったのか?」それは政治的な理由が大きい。
中国の冊封国だった李氏朝鮮はすべての文書に漢文を使ったが、教育を受けていない庶民には難解で理解不可能。漢字の読み書きができることは知識階級のステータスでもあった。
朝鮮半島を併合した日本は、庶民の識字率を高めることに力を注ぐ。
文字の読み書きを安易にするため、漢字にハングルを組み合わせることを考案。これを学校教育で普及させた。やがて庶民の間でも、漢字とハングルを組み合わせた文章でつづられた新聞や雑誌が読まれるようになる。
しかし、独立後に燃え上がったナショナリズムは、ハングルを“世界1”と自賛。そこに組み込まれた外国由来の漢字を嫌悪し、排除をもくろむ動きが顕著になってくる。韓国の独立から2か月後には、公文書にはハングルだけを用いるという「ハングル専用法」が制定された。
ハングルは李氏朝鮮第4代の王・世宗が朝鮮固有の文字を作ることを目指し、1433年に考案されたものだという。しかし、当時の知識階級には漢字信奉とハングルへの偏見が強く、公文書でこれが使用されることはなかった。 また、朝鮮半島は地域によって発音がかなり違う。語法についてもばらつきがあり、そのため表音文字であるハングルでは意味が通じないことが多かった。そんな欠陥のあるハングルは庶民にも敬遠され、これを習得しよういう者はおらず。すっかり廃れて使われなくなってしまう。
ハングルの普及は日本の功績だった。発明も?
しかし、日韓併合後にそのハングルが再評価された。庶民に文字を普及させたいと考える朝鮮総督府は、習得が簡単なハングルがそれには最適。ハングルの欠陥を修正し、使える文字として普及させようと考えた。
https://www.koreaworldtimes.com/topics/news/12317/
識字率1%から50% ハングル文字もNO JAPAN運動標的!?
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