2倍の速さで電力効率を改善…単価は30%高い。
三星·SK、量産体制を整える…●専用CPU発売期待
サムスン電子とSKハイニックスなど国内半導体企業がDラム市場の萎縮で困難に直面し、次世代DラムであるDDR5がゲームチェンジャーの役割を果たすことができるか関心が集まっている。 性能が大幅に向上し、単価も高いDDR5を通じて収益性を改善し、DRAM市場の影響力を維持していくという観測だ。
DDR5は現在広く使われているDDR4に比べてデータ伝送速度が2倍ほど速く、電力効率30%ほど改善されたという特徴がある。 既存DDR4対比20~30%価格が高く、DRAMメーカーの収益性に肯定的な要因として作用する展望だ。
DDR5の普及が本格化すれば、サムスン電子とSKハイニックスの息の根が開けるものとみられる。 DRAM単価の下落が続いているだけに、収益性の高いDDR5が不確実性を相当部分解消してくれるだろうという期待感からだ。
また、サムスン電子とSKハイニックスいずれもDRAMが売上に占める割合が相当であるという点で、DDR5の供給拡大に死活をかけるしかない状況だ。 両社の全体Dラム売上でサーバー用製品が占める割合は40%水準と推算される。
実際、SKハイニックスは今年第3四半期実績発表カンファレンスコールで「DDR5はサーバーの場合、年間全体的に20%以上の比重を占めるだろう」とし「年末になればこれは30%に拡大する展望」と予想した。
続けて「PC用の場合、全体的に30%、年末になればそれ以上増えるだろう」とし「DDR5基盤中央処理装置(CPU)開発が遅れたが、関連生態系が整えられ顧客需要が形成された。 来年サーバー用を中心にDDR5転換が繰り広げられるだろう」と付け加えた。
DDR5への転換が加速化すれば、グーグルやアマゾンなどグローバルビッグテック企業の需要が相当するものと期待している。 データセンターの場合、低電力高性能メモリー搭載が必須だが、DDR5がこれを満たしてくれるものと期待される。 特に、ビッグテック企業がDDR5を支援する新しいサーバー用プロセッサーを採択する場合、DRAMを含めたモジュールを一緒に交換する可能性が高く、サムスン電子とSKハイニックスに相当な恩恵が予想される。
DRAMゲームチェンジャーDDR5
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