チップ4同盟への参加は、中国の強い反発を招く可能性が高い。中国を排除した協力チャンネルであるうえに、中国が国家と認めない台湾が含まれたためだ。現在、中国と対峙する日本と台湾は、米国の要求に肯定的だという。
韓国内の半導体業界は再び米中間に挟まれたサンドイッチ状況に置かれた。国家安保資産として浮上した半導体をめぐる米中覇権競争は日増しに激しくなる様相だ。韓国としては最大の覇権国であり、韓国企業がアップルやNVIDIAなど米国の半導体企業から委託生産をしているだけに、米国が主導するサプライチェーン再編に参加しないのは容易ではない。半導体輸出の60%以上を担当する最大市場である中国とにらみ合うのも少なくない負担だ。サムスン電子とSKハイニックスの両社ともに中国に生産施設を置いており、報復措置が伴うのではないかと懸念されるためだ。
産業研究院のキム・ヤンペン研究委員は「主要市場である中国が需要先として韓国に重要なのは事実だが、製品を作るための源泉技術も非常に重要だ」とし「技術を持っている米国の要求を全く無視できない現実的状況をよく考慮しなければならない」と述べた。
https://korea-elec.jp/post/22072001/
「チップ4同盟」選択の岐路に立つ韓国…米中間でサンドイッチ状態に
51
ツイートLINEお気に入り
45
1