「KBSがウクライナ国際義勇軍のいる位置をさらし、危険に陥れているのではないか」と騒動になっている。
韓国KBSは28日、ウクライナ国際義勇軍の兵士として参戦中だと主張する韓国人青年2人のインタビュー映像を報道した。レポート前のキャスターのコメントで、「取材陣は青年たちが提供した写真のGPS(衛星利用測位システム)の位置の数値を分析し、インタビュー時、彼らがウクライナのリビウにいることを確認した」とした。画面には青年たちの所在地と推定される地域を地図上に表示していた。
騒動が大きくなると、KBS側は該当のレポートのネット記事に「お知らせします」として、「キャスターのコメントで出た参戦者の位置表示は視聴者の理解を助けるために描いたグラフィックスで、正確なGPSの位置の数値ではない」と釈明した。
軍事専門家らは、ウクライナ義勇軍の安全に問題が生じる可能性があると指摘した。ロシア軍が追跡・確認して該当の場所を空襲することもあるということだ。事実、ロシア軍はソーシャル・メディアに掲載された情報をもとに爆撃をしたと推定される事例もある。ロシア軍は今月20日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)の大型ショッピングセンターを破壊した。ロシア国防省はこの建物について、「ウクライナ軍が武器保管倉庫として使用してきた。駐車場はミサイル発射台として利用した」と主張した。これに関して、このショッピングセンターが空襲に遭う前、ウクライナ軍用トラックがショッピングセンターを通過する写真がソーシャル・メディア上に出回っていたという。
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2022033080006
韓国KBS番組内でウクライナ義勇軍の位置を表示…「露軍に爆撃座標知らせたようなもの」
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