日本・米国では供給問題ないが…韓国で「尿素水」が不足する理由

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    • 1名無し2021/11/05(Fri) 03:24:32ID:U3NDUxMDA(1/1)NG報告

      尿素水の品薄現象は世界主要国のうち特に韓国で深刻だ。原材料の大部分を中国に依存しているうえ、他国よりディーゼル車が相対的に多いことが原因に挙げられる。

      産業通商資源部と自動車業界によると、中国は尿素水の原料となる尿素の最大生産国だ。今年1-9月の累計基準で中国の尿素輸出量のうち47.5%が対インド、2番目に多い14%(56万4000トン)が対韓国だった。

      韓国はほとんど中国に依存している。韓国が今年(1-9月累計基準)輸入した尿素水の原料の産業用尿素は97.6%が中国産だった。こうした状況で中国がオーストラリアとの「石炭紛争」による自国内の尿素生産減少と供給問題で突然、輸出制限措置を取ると、その影響を韓国がまともに受けた。

      過去には国内で尿素を生産する企業があった。しかし石炭や天然ガスが産出される中国・ロシアなどの国と比較して価格競争力がなく、2013年前後にすべて消えた。ロッテ精密化学の前身の韓国肥料が赤字の末、2011年に生産を終了した。

      韓国でディーゼル車の比率が高い点も一つの理由に挙げられる。国内車両およそ2600万台のうちディーゼル車は1000万台と推算される。このうち排ガス規制「ユーロ6」が適用されたディーゼル車は約400万台であり、うち200万台は貨物車だ。

      米国・日本など他国では乗用車だけでなく貨物車もディーゼルエンジンの比率が相対的に低く、大きな打撃はない。ディーゼルモデルが全体車両の40%以上を占める欧州連合(EU)国家でも尿素水不足事態は深刻でないという。欧州は自主的な尿素供給システムが整っていて、中国への依存度が低いためだ。

      https://s.japanese.joins.com/Jarticle/284515

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