【ソウル聯合ニュース】世界的なK―POPブームが続くなか、韓国音楽市場において海外での売り上げの割合が急激に上昇していることが、31日分かった。海外ファンの応援の有無がアルバム販売枚数や動画投稿サイト「ユーチューブ」での再生回数、音楽番組でのランキングにも影響を及ぼすほどで、各芸能事務所は海外ファンの反応を引き出すために四苦八苦している。
K―POP市場の海外での売り上げは急成長を遂げている。韓国金融監督院の電子公示システムによると、人気グループのBTS(防弾少年団)やSEVENTEEN(セブンティーン)、ENHYPEN(エンハイプン)が所属するHYBE(ハイブ)の今年上半期の売上高4569億ウォン(約444億円)のうち、国内の割合は25.0%にとどまった。北米が19.8%、アジアが11.3%、その他の国が2.31%だった。
国が特定できないオンラインでの売上高は41.4%で、ここに国内での売り上げが一部含まれている可能性があるが、ほとんどは海外での売り上げと推定されるという。すなわち、HYBEの売上高は国内よりも海外がはるかに多いことになる。
K―POPのもう一つの重要な消費チャンネルであるユーチューブでは、海外ファンのクリックがヒットを左右するといっても過言ではない。
国別ではインドネシアが7億5800万回で最も多く、タイ(7億3600万回)、インド(6億7900万回)、フィリピン(6億3800万回)、メキシコ(5億1400万回)などの順だった。
このような理由から、韓国芸能事務所は不必要なトラブルを避けるために各国の文化的特性まで考慮しなければならなくなった。韓国人の感覚では問題にならないことでも、海外のファンの怒りを煽ることがあるためだ。
ガールズグループaespa(エスパ)の日本人メンバー、GISELLE(ジゼル)が先ごろ撮影現場で流れていた米国の歌手、SZAの曲を口ずさんだところ、歌詞に黒人の蔑称である「niggas」という単語が含まれていたとしてツイッターに謝罪文を掲載した事例が代表的だ。
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20211029001300882?input=feed_smartnews
[韓流]急成長するK―POPの海外市場 音楽番組ランキングも左右
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