韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は26日、「余裕がある時はすべての国々が連帯と協力で同じ声をあげたのに、自国の状況が差し迫るようになると、連合も国際共助もすべて後回しにされて国境封鎖とワクチン輸出統制、買い占めなどで各自生き残りを図っている」と話した。
現在、自国優先主義を前面に出してワクチン輸出を統制している国は米国と欧州連合(EU)という点で今後の外交的波紋が予想される。また、米国は新型コロナなど主要5大ワクチンのうち、アストラゼネカを除く4種類のワクチン(ファイザー、モデルナ、ヤンセン、ノババックス)の開発国だ。
特に文大統領のこの日の発言は20日の博鰲(ボアオ)アジアフォーラム時の映像メッセージとも対照的だ。文大統領は当時のメッセージで「ワクチン寄付のようなさまざまなコロナ支援活動を広げている中国政府の努力を高く評価する」と述べた。
そのうえ中国も最近米国の自国民優先ワクチン政策を批判しているが、偶然にも文大統領が類似のメッセージを発信した格好になった。
https://japanese.joins.com/JArticle/278058
文在寅、ワクチン開発した国が自国優先で独占していると批判
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