“究極”のダイヤモンド・パワー半導体 佐賀大などが作製に成功 実用化にメド(2021年4月22日)

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    • 1名無し2021/04/23(Fri) 00:36:57ID:IzODI3MDA(1/1)NG報告

      佐賀大学とアダマンド並木精密宝石の研究チームは、人工ダイヤモンドを用いた次世代パワー半導体の作製に成功したと発表しました。

      パワー半導体は、電車や電気自動車、スマートフォンの充電器などに搭載されている、電力を制御するための半導体です。

      ダイヤモンド半導体は、現在主流のシリコン製に比べ、理論上、エネルギー損失が低く、高い電圧にも対応できるとして、「究極のパワー半導体」と呼ばれていますが、理論値よりも電流の値が極めて低いなどの課題がありました。

      研究チームは、アダマンド並木が開発した、世界最大となる直径1インチのダイヤモンドウェハをベースに、佐賀大学が考案した、新たな原理で動作する半導体を作製。
      これによってこれまでの課題を克服し、世界最高となる、1平方cmあたり179MWの出力電力を達成したということです。

      これは、今回開発した直径1インチのダイヤモンド半導体1個半で、一般家庭30万世帯が使う電力を制御するレベルだとしています。

      研究チームは、電気自動車や6Gの携帯基地局などへの応用を視野に、5年以内の実用化を目指すとしています。

      YouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=weAJOPdTq-Q

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