02年大会のスペイン代表を指揮したカマーチョ氏が当時を回想 「おかしくなっていた」
ブラジルが5度目の優勝を果たした2002年の日韓ワールドカップでは、サッカー史に残る”誤審”が起こった。スペインはその被害者となり、準々決勝の韓国戦で敗退を余儀なくされたことは、同国の負の歴史として深く刻まれている。大会が行われてから19年が経とうとしているなか、当時のスペイン代表を率いたホセ・アントニオ・カマーチョ氏が誤審騒動を振り返っている。
「副審は買収されていたと思う。同時にレフェリー側にも非常に重要な寛容性があった。副審には必要なコンディションがなかった。彼の人生を通じてこういった関係の試合で笛を吹いていなかったし、さらに普通ではないディテールがあった。この人物がおかしくなっていたのが見て取れた」
延長戦に入った際の副審の“怪しげな対応”も告白
カマーチョ氏はさらに、延長戦に入った際の出来事にも触れており、「延長に入り我々の選手たちは話し合いをしていたが、彼ら(審判団)が私の肩を掴んだ。副審は私が自分の選手に指示を出すことができないという。(同時に)フース・ヒディンク(当時の韓国代表監督)は韓国の選手たちとなんの問題もなく話をしていた。しかし我々は一緒になることすら望んでいなかった」と、怪しげな対応があった事実を明かしている。
いまだに真相が闇に包まれたままとなっている日韓W杯の誤審騒動。カマーチョ氏が指摘するように審判団の買収疑惑も囁かれるなか、舞台裏では一体何が起きていたのだろうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/faa8220ca017cf86f52ffd26c78a3c4c82ee5f2eYouTubehttps://youtu.be/4weUpIcGt9I
【日韓W杯】誤審被害のスペイン、韓国戦の"疑惑判定"に新証言 「副審は買収されていた」
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