安倍晋三首相は9月の国連総会に合わせて米ニューヨークを訪れ、イランのロウハニ大統領と会談する検討に入った。
イランが2015年核合意の履行を段階的に停止し、欧米との対立を深める中、首相は6月のイラン訪問に続く仲介外交で緊張緩和を図りたい考えだ。
首相は6月12日のロウハニ師との会談後、「次の(会談の)機会はそう遠くない」と共同記者発表で語っている。首相は12年の政権復帰以降、毎年国連総会でロウハニ師と会談しており、政府関係者は今年も参院選後に調整が本格化するとの見通しを示した。
首相は6月12~14日のイラン訪問時、ロウハニ師に加え最高指導者ハメネイ師とも会談。しかし、ハメネイ師はトランプ米大統領を「意見交換に値する人物とは考えない」と断じ、米イラン対話の機運は弱まった。
イランは7月1日に低濃縮ウランの貯蔵量を核合意の上限を超えて増やし、7日にはウラン濃縮度の上限突破も発表。打開策が示されなければ60日後にさらなる履行停止に踏み切ると警告している。フランスなどは米国も含めた対話再開を探っているが、実現のめどは立っていない。
野上浩太郎官房副長官は10日の記者会見で「緊張の高まりを深刻に懸念している。米国をはじめとする関係国と連携しつつ、外交努力を継続していく」と語った。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190711-00000014-jij-polイラン船、英タンカーを拿捕未遂 ペルシャ湾
中東ペルシャ湾で10日、イラン革命防衛隊の武装ボート5隻が英国の石油タンカーの拿捕(だほ)を試みたものの、未遂に終わったことが分かった。事情に詳しい米国の情報筋2人が明らかにした。
英タンカー「ブリティッシュ・ヘリテージ」は、ペルシャ湾を抜けてホルムズ海峡に差しかかったところでイラン船の接近を受けた。イラン側はタンカーに対し、針路を変えて付近のイラン領海で停止するよう命令したという。上空の米軍機がこの様子を撮影していた。
タンカーの後方では英海軍のフリゲート艦「モントローズ」が護衛に当たっていた。モントローズがイラン艇に艦載砲を向けて口頭で警告したところ、イラン船は引き下がったという。
英当局者はこれより前、モントローズが一帯で「海上警備の役割」を担っていることを確認していた。
イランを巡っては先週、英領ジブラルタル当局と英海兵隊がシリアに向かう石油タンカーを拿捕した。これを受け、イランのロハニ大統領は10日、「不安定な状況を招いたのは英国側であり、英国はその結果を思い知ることになるだろう」と述べていた。
米軍のダンフォード統合参謀本部議長は9日、イランからの脅威が高まっているとして、航行の自由の確保を目的とした有志連合の結成に向けて同盟国と調整していることを明らかにしていた。
https://www.cnn.co.jp/world/35139761.htmlイラン内の政治力学の実態がいまいち鮮明でないんだけど、どう理解したらいいんだろう
最高指導者、大統領、イラン革命防衛隊、国軍、これらの利害関係というか
諸々の漏れ伝わる話を聞く範囲ではイラン革命防衛隊が相当なやんちゃをやらかしてる印象
それが最高指導者の指示なのか、忖度なのか、独自の意思なのか…
安倍総理は大統領と会談する予定だが、大統領こそ一番実権・実効力が無さそうなんだよね最高指導者→東条
大統領→空気
イラン革命防衛隊→関東軍
国軍→日本軍
こんな感じじゃない?
前回、最高指導者が核合意した事で、イラン革命防衛隊は、最高指導者に不満を持っていて、現在それを抑えられず暴走しがち。
関東軍を抑えられず、不拡大とは言うものの、やって来た事を追認している東条みたいな関係。>>3
イギリス女王とキャメロン元首相の関係に似てるのでは?
キャメロンが中国に擦り寄ろうとした時にエリザベス女王の動静のニュースでその動きが覆った。
核開発の力を注いでいたのは最高指導者と革命防衛隊で、大統領は核保有より西側諸国からの支援で経済発展を望んでいる。
革命防衛隊はアメリカによる長期に渡る経済制裁を恨んでおりアメリカに屈する事を望んでいない。
一方で、大統領の方は諸外国の要人と接しており国の発展の為には、アメリカと対峙することに利が無いと知っている。
韓国からの密輸でイランの核開発が明白になり、ロウハニ大統領は安倍総理にハメネイ師に核開発を諦めるように説得を頼んだ。
宗教指導者 > 大統領の立場では説得は情勢やバランス的に不可能。
親米、親イランの日本の首相、安倍総理に相談してみた。
こんな感じに見えるのですが、どうでしょうか?
イラン大統領と9月再会談=国連総会時、緊張緩和狙う-安倍首相検討
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